オンラインカジノで得た利益は一時所得として扱われます
オンラインカジノは、海外に運営会社およびサーバーがあります。ですから法律では、賭博罪がある日本でもパソコンやスマートフォンで遊べます。
ここでいう利益というのは、配当金から経費すなわりオンラインカジノでベットした費用を差し引いたものです。そこで気をつけたいのは過去の損失です。オンラインカジノをするときには、勝つこともあれば負けることもあります。
負けたときの損失も経費にしたいところですが、残念ながら難しいです。
一時所得であれば確定申告が必要になるのですが、対象となる期間と申告の時期ははっきりと決まっています。1月1日から12月31日までに得た利益について翌年の2月16日から3月16日までに申告をしなければいけません。サラリーマンであれば、源泉徴収票に、オンラインカジノの支払調書、経費を証明する領収書などを提出します。オンラインカジノによっては支払調書の発行をしていませんから、その場合には自分でパソコンの表ソフトなどを使って作成します。
なお、一時所得には特別控除が最高50万円までありますから、利益がその範囲内であれば確定申告をせずに済みます。それ以上の金額だったとしても、課税対象となる利益から50万円が差し引かれるので、税金の負担を減らせます。
もし、確定申告をしなければいけない金額だったのに、申告をしなかった場合にはペナルティとして、本来納める税額に無申告加算税が加算されます。 更に悪質な無申告であれば、より重い重加算税が加算されるので、手続きを怠ってはいけません。